今日は完全オリジナルのストーリーです!
インスピレーションが降りてきたので、お話風にしてみました。
初めての試みなので、最後まで読んでもらえると嬉しいです。
もこちゃんとかぁくん、2本の木の物語
むかし、むかし、あるところに、
仲良しの2本の木、もこちゃんとかぁくんがいました。
2人は種の時から一緒で、隣の畑同士で育ちました。
雨の日も風の日も、2人で励まし合い乗り越えてきました。
そうして、一緒にたいようの光を浴びて、
おなじくらい大きく育ち、しあわせな毎日を送っていました。
しかし、発芽してからしばらくすると、
かぁくんに異変が…。
今までもこちゃんと同じように大きくなっていたかぁくんが、
急に成長スピードが落ち始めたのです。
もこちゃん「どうしたの?いっしょに大きくなろうよ!」
かぁくん『うーん、さいきん、頑張ってるけど、もこちゃんみたいにうまくできなくて・・・』
もこちゃん「そんなこと言わないでよ!今までいっしょだったのに!」
かぁくん『ぼくも大きくなりたいのは、やまやまなんだけど・・・』
もこちゃん「たいようの光をいっぱい浴びてがんばろうよ!」
かぁくん『ごめんね、ぼくは自分のペースでゆっくりいくよ』
もこちゃんは、がっかりしました。
今まで一緒にすくすく大きくなってきたのに・・・。
裏切られたような気持ちになりました。
それから、気まずくなったもこちゃんとかぁくんは、
いちども口をきかないまま、3年の月日がたちました。
もこちゃんはりっぱな木になり、花を咲かせました。
たいそう大きな実をつけ、とってもうれしくなりました。
さすがに3年もそっぽを向いたままでいるはさびしかったので、
3年ぶりにかぁくんの方をみて、仲直りすることに決めました。
しかし、3年ぶりにかぁくんをみて、もこちゃんはおどろきました!!
3年たっても実はおろか、花すらつけていなかったのです。
もこちゃん「かぁくん、なにやってるの!せっかく仲直りしようと思ったのに!」
かぁくん「もこちゃん~、ひさしぶりだね。はなせてうれしいよ。」
もこちゃん「頑張ってるかと思ったら、変わってないじゃない!!」
かぁくん「そんなこと言わないでよ!僕も本当に頑張ってるんだよ!」
もこちゃん『もう、かぁくんのことなんて知らない!!』
そういって、もこちゃんは2度とかぁくんと口を利かないと決めました。
それから、春がきて夏がきて秋がきて・・・。
冬はとってもさびしいものでした。
おひさまもあまり顔を出さないし、
小鳥さんたちは冬をこすため南へ行き、
植物たちも雪の下で顔を出しません。
1回目の冬は、かー君との楽しかった日々を思い出し、のりこえました。
2回目の冬も、3回目の冬も、4回目の冬も、のりこえました。
かぁくんを見たくなったこともあったけど、ぐっと我慢しました。
そして、5回目の冬。
もこちゃん「もう独りで生きていけるし、最後のお別れをしよう」
5年目の春、もこちゃんはかぁくんへお別れを告げるために振り向きました。
もこちゃんはおどろきました!!
5年ぶりに見たかぁくんは…
綺麗な花を咲かせ、大きな実をつけていたんです!!
ただし、自分とはちがう橙色の実を・・・。
その瞬間、もこちゃんは悟りました。
もこちゃん『ごめんなさい。わたし、かぁくんを桃だと勘違いしてた』
かぁくん「もこちゃん、大丈夫だよ、最初は分からなったからさ」
もこちゃん『ほんと、自分が恥ずかしい・・・』
かぁくん「誰しも間違いはあるよ、また2人、桃と柿で仲良くしようね♪」
こうして2人は仲直りして、末永く幸せな毎日を送りました。
作:佐藤浩二 監修:脇田佐知子 絵:佐藤浩二
なんだ!桃と柿だったのか!!
3年と8年だから成長速度はもともと違うやん!!
それを早く言ってよ~~~~って思ったかもしれませんが、
ついつい自分の物差しで、相手を測っていませんか?
相手は様々で、自分の子供、配偶者、両親、友だち、同僚、赤の他人など。
僕らは同じ人間ではありますが、成長のスピードも成長の仕方も違います。
同じ出来事を経験をしたとしても、感じかたも違えば、好き嫌いも違います。
この物語をどうして書こうかと思ったかというと、僕ができているからではありません。
僕自身が自分の物差しで相手を測っていたと、一昨日アバターの練習を気づいたからです。
今までより、さらに深いレベルでの気づきがありました。
これは僕の教訓の物語です。
僕自身も含め、もっと相手の決断や考えや価値観を尊重し、
お互いの違いを認めて、変化することを許せるようになったとしたら…。
世界はもっと平和な惑星になると感じました。
世の中でのアバターの使命は、
信念体系の統合を促す触媒となることです。私たちが、自分たちの間にある違いは信じる内容の違いだけであり、
そうした信じる内容は簡単に創ったり消したりできるものだと気づくとき正しいとか、間違っているとか主張するゲームが終わりを告げ、
共に創るゲームが始まり、世界に平和が訪れます。
いつもこの観点に戻れるアバターを持っているというのは、とてもこころ強いです。
僕自身、もっと意図的に生きれるよう、アバターツールを実践していきたいと思います!!
~余談~
またインスピレーションがあれば、お話し風でブログを書いてみます♪