2~3ヶ月前から気になっていたこちらの本。
僕は会社の経営者ではないんですが、この本がすごく気になっていました。
[toc]気になった理由
「ありえないレベルで人を大切にしたら」というフレーズ。
僕も含め、みんな大切にされたいと思っています。
でも、実際には大切にされていると”感じている”人は少ないはず。
一人ひとりが自分のことを大切にされていると感じられる社会って良くないですか?
そして、会社が黒字に和って従業員もお客さんも喜んだら言うことなし!
僕はそんな世界に住みたいし、そんな世界を創るためには何が必要なのか…。
そんなヒントが書かれている気がしてとても興味がありました。
読み終わって印象に残っていること
- コミットメントの強さが結果を生む
- 言っていることをどれだけ実行できているか
- 多様性ってやっぱりすごい
コミットメントの強さが結果を生む
なんでもそうだと思うんですが、ノウハウやスキルだけではうまくいかないと感じています。
自分の取り組んでいる仕事や物事に情熱や明確なビジョンが必要です。
僕も経験上、スキルやノウハウでうまくいったことはなく、情熱や明確なビジョンがあるときがうまくいってました。
どうしても叶えたいビジョンやゴールがあってこそ、それに必要なノウハウやスキルが生きていきます。
「鈍行列車より新幹線が早いから!」と理由で新幹線に乗ったとしても、目的地も決まってなければあまり意味はありません…。
近藤社長も色々な手段を使って赤字から脱却するんですが、この人の想いの強さが全てを創り出していると感じました。
経営者だけの話ではなくて、個人の場合でも”自分の経験したい人生を創り出す!”と強い想いや情熱があれば、そうでない場合より最良の結果が訪れます。
なぜそれをやりたいのか?どうしてやりたいのか?どうしてもやりたいのか?
諦めない人だけがたどり着ける境地があるなと、つい最近、経験しました。
言っていることをどれだけ実行できているか
正直なところ、内容について目新しいものは2割程度でした。
あとはアバターの教材に別の言い回しで書いてあったり、アバターを日常生活で使って経験したことなどなど。
ただ、「じゃぁ、自分はどれだけ実践できているか?」と聞かれたら、2~3割しか実践できていないと思います…。
「なるほど~、わかる!わかる!」
僕以外にもこんな経験している人は多いと思います。
知的に理解はできても、経験的な理解まで達していないことが。
”アミ小さな宇宙人”というさくらももこさんが挿絵をしている世界11カ国で読まれているスペイン文学の本があるんですが、宇宙人のアミも同じようなことを言っていました。
『知っていることを行動に移すだけで世界は平和になる』というようなニュアンスだった思います。
新しい知識を得るために本を読んだりセミナーへに行くのはワクワクして楽しいですが、外側ばかりに刺激を求めるだけではあまり進歩はないなと。
改めて、自分が学んだ知識や理解をもっと実践する必要があると感じました。
学ぶ → 実行 → 学ぶ×2 → 実行×2 → 学ぶ×3 → 実行×3のサイクルで回せたら理想だなと。
多様性ってやっぱりすごい
近藤社長は国籍や性別や年齢や学歴に関係なく、色々な人達をパート・派遣・嘱託・正社員として雇用していました。
在宅勤務や出勤時間調整もOKで、俗に言うダイバーシティ(多様性)というやつです。
4月入社をなくしていつでも通年採用にしたり、あらゆる人がやる気さえあれば活躍できる透明性の高い公平な人事評価制度を作りあげていました。
こないだTVで面白いことを言っていたんですが、年収1000万と500万の2人より600万と500万の2人が相手と自分を比べて一喜一憂するそうです。
前者の場合、差が明らかなので割り切れるそうです。面白いですね!
ダイバーシティをすることによって、他者との比較が減り自分の成長や自分にできる貢献に意識がシフトするとのこと。
このシステムによって、会社が大きく成長したようです。
改めて感じたこと
それはアバターコースを創り出したハリーのことでした。
彼は1987年に紆余曲折を経て、アバターコースを開発しました。
今では世界130カ国、10万人以上の人々が修了しています。
これだけの成長を考えると、計り知れない情熱と強いビジョンがあったことは容易に想像できます。
それがこのアバターの使命に込められている気がしています。
世の中でのアバターの使命は、信念体系を促す触媒となることです。
私たちが、自分たちの間にある違いは信じる内容の違いだけであり、
そうした信じる内容は簡単に創ったり消したりできるものだと気づくとき、正しいとか、間違っているとか主張するゲームが終わりをつげ、
ともに創造するというゲームがはじまり、世界に平和がおとずれます。
そして、これを実現するために、自分が言ったことを全身全霊をかけてやってきたんだなと。
うまくいったときもそうでなかったときも。
会社の経営者としても目に見えないモノを販売しているので、想像できないような荒波を乗り越えているはずです…。
アバターは基本的に誰でも受講できます。
実際に性別・宗教・人種・学歴・職業の枠を超えて、130カ国の様々な人々が受講。
LGBTの人もいれば、小学生の子供からおじいちゃんおばあちゃんまでいます。
サラリーマン、経営者、セラピスト、建築家、医療関係者、主婦、弁護士、芸能人、ボディーワーカー、教師、ミュージシャン、株式投資家、学生、お隣の韓国では禅の僧侶etc
多様性を味わい愛でるアバターだからこそ、これだけ成長しているのだと納得がいきました。
まとめ
読んでみてすごく面白かったです!
特に経営者の方は読んでみると参考になる点が多いと思います。
ただ僕の場合、耳の痛い部分もありました…。
- 自分のコミットメントの弱さ
- 言ったことを実行しない自制心の弱さ
総じて・・・
コミットメントが弱い!!
自分でもよくよく分かっています(笑)
リサーフェシング®の本の中だと、こういった練習が良さそうです。
- 練習2:意志を目覚めさせる
- 練習3:注意を訓練する
- 練習4:気づいている意志として行動する
さっそくアバターのツールを使って探求してみたいと思います♪