人の言動でイライラしたことないですか?
- 自分ならもっと上手くできるのに!
- なんで難しいやり方をするんだろう?
- 管理可能な原因を見つけないと!
最近、心の中でそんな批判が渦巻いてました。
今までの経験から、批判が渦巻く時はあまり良い状態とは言えません。
イライラして人に強くあったり、後からその事を思い悩んだり。
自己憐憫と批判の間で苦しむことになります。
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自己憐憫・批判の対処法
もー、これは、流石にヤバイ。ということで、アバターの出番です。
※本当はもっと早くやれば良いのだけど…
リサーフェシング®ワークブック『練習15 和解のために歩く』を使いました。
期待される成果:敵対関係、不和、被害者状態からの開放、新しい人生。
この本はアバターコース第1部、リサーフェシングの教材にもなっています。※アバターコースは3部構成
30個の経験的なエクササイズが載っており、かなり面白いです。
壁を使って注意をコントロールしたり、5分間で気づきレベルを高めたり。
ここが好き
アバターの練習の面白いところが、ここ。
目的・期待される成果・やり方
が明記されているところ!
どんな時に、何をすればいいか、分かります。
今回は動揺や苦しみを取り除きたいので、この練習はピッタリです。
また自分の目的に応じて、30個以上の練習を臨機応変に使うことができます。※2部、3部と練習はまだまだあります。
しかも、組み合わせは自由自在で限定がありません!!
自分でカスタマイズしたり、探求するのが好きな僕にとってはピッタリでした!
和解のために歩く
本題に戻ります。
あまりに自己憐憫と批判がヒドイので『和解のために歩く』ことにしました。
これは実際に歩く練習で、今回は自己批判・他者批判のバリエーションをやりました。
5つのステップに従って一歩一歩、所定に告白をしながら歩きます。
~20分後~
あ~!!
めちゃくちゃ気持ちが良い~♪
これがアバターの醍醐味です。
練習をやる前とやった後で、明らかに意識がシフトします。
批判が溶け去り、優しい気持ちになっていました。
人間が丸くなると言うか、内側から変容する感じです。
優しさは行動ではない
”優しさ”って、僕は行動ばかりに目がいっていました。
- 体の不自由な方に席を譲る
- 祖母の電話機を修理する
- 母の話をしっかり聴く
- 仕事で公平に接する
でも、気持ちが伴っていないことも多かったんですよね。
- 今日は疲れてるから席を譲りたくない…
- 何回、修理に行けばいいんだ!覚えて!
- もー、その話を聞くのは今日で3回目…
- どんだけ物覚えが悪いんだよ…
”優しい”とされる行動であっても、気持ちが伴っていない。
そんな時は相手もすぐに気づきます。
愛してもいない人に言う「愛しているよ」のように…。
存在状態
そんな経験をしつつ、僕の中で行き着いた優しさの定義がこれです。
優しさは<行動>ではなくて<存在状態>
※あくまでも個人的見解
和解のために歩いた後は、本当に批判の声が消えていました。
自分に対する自己憐憫の声もです。
不完全な自分、できない自分、そんな自分を受け入れる事ができている状態です。
だからこそ、他人の同じようなところも、受け入れる事ができます。
ハイヤーセルフの視点で、<自分自身>も<他者>も観ている感じです。
この視点にピッタリな表現は…
小さい子どもを見つめる、親の温かいまなざし
僕には子どもがいないので、子犬のルルを見るまなざしに似ていると思います。
そんな存在状態でいれると、自然とやさしい場が周りにも広がっていきます。
そして、自然と人に親切な行動を取っていたりします。
自然と自分から優しい場が広がっていくって、素敵じゃないですか?
まとめ
アバターをやる前は…
色々な本を読んだり、セミナーへ参加したり、宗教をやったり。
優しさがどんな<行動>かは知っていました。
でも、<存在状態>というとろこまでは考えも及びませんでした。
アバターをやって、自己受容ができるようになり、他者との分離が減りました。
「まるで私のよう…」と慈しみ練習のフレーズのように思える瞬間が増えました。
以前なら「こんなやつと俺は絶対に違う!」と決めつけていましたが(笑)
正直、今もそう思う瞬間がありますが、『これはまずい兆候だな…』と気づきます。
そして、どうするか選ぶことができます。
怒りをなんとか抑える
→そもそも怒りの感情が湧いてこない
感情をコントロールする
→感情の出所をコントロールする
アバターはそれを実践するための”意識”を扱える一式の道具です。
僕自身もそんな存在状態でいれるように、日々、探求&実践中。
桜はただ、存在しているだけで美しい。