僕は色々計画を立てたり神経質なところもあるんですが、根底は楽観主義者です。
だから、いろいろ考えたりするけど、だいたいの身の回りの問題は優しさで解決できる。
そう思ってます。
人間の問題は大きく分けてこの3つかなと。
お金、健康、人間関係。
今回は主に人間関係についてです。
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優しさで変わったこと
- こんなところにごみを捨てて!と批判する代わりに、そっとゴミを拾う
- またお風呂のふた開けっ放しやん!と頭ごなしに言う代わりに、相手の視点を理解して話し合う
- ランチタイムに注文が遅くて店員さんに八つ当たりする代わりに「忙しくて大変ですね」と一声かける
たいそうなタイトルを付けておきながら、身の回りの問題があまり出てこない…。
自分が実践していて最初にぱっと思いついたのがこの3つ。
批判や攻撃が昔より減ったと思います(笑)
アバターを受講した2009年から2017年。
8年間で1日5回怒っていたとして3回は優しくなれたと仮定すると…
3回/日×365日×8年=8760回
約9000回の批判や攻撃が減って、その分の優しさが増えた計算になります。
8年間で怒りと優しさの差は約18000!!
アバターやらずに死ぬまで怒り続けていたかと思うとぞっとします…。
金も時間もあれば優しくできるし!
ここでブラック佐藤の登場です。
でも、経済的余裕や時間的余裕があるからって、誰しも人に優しくできるわけじゃなくない?
お金に余裕あってもケチな人はいるし、時間あってもイライラしている人はいるよ。
「今混んでますけど何分くらいで出来ますか?」と先に聞いたりね。
管理可能な原因を見つけて、できることにエネルギーを注ぐかな。
どうせ俺は被害者ヅラしてますよ!!!
アバターには色々な練習があって、効果もそれぞれ違っています。
特定の練習をやるだけで効果を発揮することもあれば、一連の手順を踏むことで自然と優しくなることもあります。
一貫して言えることが、被害者の視点が減るので怒る頻度も少なくなり、相手の視点も理解できて寛容さが増しています。
管理可能な原因を見つけて、意図的に生きれるようになります。
頭ではわかっていても…難しい
頭で優しくしようとしても、実際に優しくするのは難しいなとアバター前は感じていました。
自己啓発の本を読んだりするとそういうことが書いてあって実践していました。
無理やりやっているので、ストレスというか被害者意識が抜けきれず…。
例えば、電車で席を譲るときも「本当は疲れているから座っていたいのに…」と思ったり。
頭で考える行動と心が感じている行動にギャップがあると摩擦が生じてストレスがたまります。
後輩にはおごるべきだと頭では思っていて、「お金ないからおごりたくない」と思っているとおかしなことになります(笑)
昔はすごいドケチだったんですが、豊かさに対する練習をしたら<お金>に対する欲求や抵抗などしがらみが減って、お金の循環がスムーズになりました。
頭と心が一致すると摩擦がなくなり、人生もスムーズにいきます。
優しさは行動ではない
最近、ようやく自分なりに分かったことがあって、優しさって行動じゃないんだと気づきました。
優しさは<存在状態>だと。
本当に優しい人って、優しくしようと思って優しくしてるわけじゃないと思うんですよね。
そんな見え透いた優しさって相手に伝わると思うし、勘の良い人は下心だなとわかるかもしれません。
優しさってその人の内側からにじみ出てくるものじゃないかと・・・。
アバターはこの存在状態を内側から創り出せる練習がたくさんあります。
その一つがリサーフェシング®ワークブックに載っている慈しみ練習です。
- まるで私のよう。この人も人生の幸せを探している
- まるで私のよう。この人も人生の苦しみから逃れようとしている
- まるで私のよう。この人も悲しみや孤独、絶望を知っている
- まるで私のよう。この人も自分のニーズを満たそうとしている
- まるで私のよう。この人も人生について学んでいる
もしかしたら、この人も同じように感じているのかも…と思えたら、<自分>と<他人>という分離感が減って優しい気持ちになれました。
これは歳を重ねるごとに自然と増していくものかもしれませんが、それを意図的に創り出し加速させていくことができます。
慈しみ練習に興味のある方は、練習が載っている慈しみカードをプレゼントしているので実際にやってみてくださいね♪
勇気という技能
人とかかわる中でここでもう一つの大事なエッセンス;勇気が加わります。
自分と向き合う勇気、相手と向き合う勇気。
- こんな所にごみを捨てて!と批判する代わりに、そっとゴミを拾う
ゴミを拾うって勇気がいりませんか?周りの目も気になるし…。
自意識が働いてしまうので、人目を避けてそっと拾うようにしてます。
- またお風呂のふた開けっ放しやん!と頭ごなしに言う代わりに、相手の視点を理解して話し合う
相手と話し合うって勇気がいります。
いちいちうるさい!と愚痴を言われるかもしれないし、逆に自分のできていないところを指摘されるかもしれません。
「浩二だって電気つけっぱなしやん!」『ごめんなさい…。』
- ランチタイムに注文が遅くて店員さんに八つ当たりする代わりに「忙しくて大変ですね」と一声かける
忙しいのに声かけるのって逆に迷惑じゃないかな?と考えたり、自意識過剰で話しかけるのが恥ずかしかったり…。
僕が学生時代にファミレスでバイトしてた時、こういう一声は嬉しかったです。
なんでもそうですが最初はドキドキしますよね。
- 初めてコンタクトレンズを付けるとき
- 初めてウォシュレットを使うとき
- 初めて好きな人とデートをするとき
最初に1回をやってしまえばあとは大丈夫だったり。
だから、こう感じています。
勇気って練習すれば伸ばせる技能だと。
優しさと勇気が創り出す世界
優しさの<存在状態>を高めて、勇気をだして<行動>していけば…
家族との過ごし方は変わりそうですか?
パートナーとの関係は?
職場での付き合い方はどうなると思いますか?
世界はどう形創られていくのでしょうか…。
僕自身、どこまでこの技能を伸ばせるのか、これからも探求していきます。
今まで拡げてきた世界はすごく気に入っているので♪
後日談:ラーメン龍の家での出来事
このブログは弟を病院へ送迎して、近くの星乃珈琲店で午前中に書きました。
その後、近くに美味しいラーメン屋があると聞いたので13時半頃に入店。
普段は30分待ちが当たり前のようだったんですが、今回は5分ほどでカウンター席を片づけてもらいました。
席についても慌ただしい感じと元気な声が飛び交う店内。
ダウンジャケット脱ぐも隣の席に置いてあるような籠がない…。
「こりゃ、片づけに忙しすぎて余裕がなさそうだな…」
数時間前にブログを書いて、何かに試されている気がしました(笑)
あたりを見渡すと壁際に籠が積んであるのを発見!
初めての店だし若干ドキドキしながら、歩いて取りに行き席に戻りました。
籠に脱いだジャケットを入れて足元へ。
それを見ていた店員さんが気づいたようで、軽い会釈をしてくれました。
「忙しいとはいえ、ご協力ありがとうございます」
そんな感じがしました。
その後、弟とラーメン2つと餃子1皿(8個)を注文。
すると、さっきの会釈をしてくれた店員さんがこう話してくれました。
「ラーメン2つと餃子を頼むなら、Cセットを2つ頼んだ方がお得ですよ」
ラーメン2+餃子8個:680円×2+500円=1,860円
Cセット ラーメン2+餃子10個:880円×2=1,660円
おぉ・・・確かに安くなってる。餃子は2個増えてる!!
「どうされますか?」
『(ニコっとして)Cセット2つカタメンでお願いします♪』
こうして弟と美味しい食事をいただいてお得感いっぱいで帰路につきました。
もし、最初に籠を持ってこない店員さんに被害者意識バリバリでこう言っていたら?
「(心の声)気が利かねぇ店員だな、ちぇっ!!」
店員さんも委縮してしまって、話しかけずらくなったかもしれません。
やっぱり人間、良いお客さんには良いサービスしたくなります。
もしかすると、悪態をついていたらCセットの話もなかったかもしれません。
本当のところは分からないですが…
優しさと勇気を実践すると自分も周りも気持ちよく過ごせるみたいです☆
それは人に優しくできるだけの経済的余裕や時間的余裕があるからじゃないの?
昼休みが今にも終わりそうなのに頼んだ注文来なかったら、そりゃ怒るでしょうよ。