なぜ人はゴミを捨てるのか?分離と統合の観点から探求しました!

近、ちょっとショックな事があったんです。

うちの近くの道路にゴミが散乱するようになったんです。

細かいゴミというよりは、ゴミ収集車が落としていったんじゃないか?と思うようなゴミ。

でも、毎週落ちている感じがして、わざわざゴミ収集車の人が落とすはずもないし…。

もしかしたら、他の誰かがポイ捨てしてるのでは?と不快な気持ちにもなったりしました。

 

散乱

 

ここで本題です。

 

なぜ人はゴミを捨てるのか??

 

高速道路の中央分離帯、駅のトイレ、はたまたエベレストまで…。

きっと、いろいろな観点があると思います。

 

  • むしゃくしゃして捨てた
  • 自分の車にゴミを置いておきたくないから捨てた
  • 登山の邪魔になるから捨てた
  • 元々ゴミが落ちてるのでついつい…
  • 風で飛ばされた
  • 親の躾がなっていない
  • 大人たちが見本を示さなかった

 

僕は、分離と統合の観点から探求してみました!!

 

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分離と統合って?

まず、前提条件として、分離と統合って何?というところから説明します。

自分を場所や限定されたものとしてみなすのをやめ、徐々に、より大きな全体として存在するようになるプロセスを、<統合>と呼びます。

自分の手の肉を感じる時のことを、考えてみてください。あなたは自分の手を構成している細胞の一つ一つを感じますか?それとも、手全体の統合された感覚を感じますか?

リサーフェシング®P120 拡張練習より/ハリーパルマー著(アバター教材の開発者)

 

統合はどんどん含んでいく感じで、分離はその逆でどんどん隔たりを作っていく感じです。

「私は正しくてあなたは間違っている」は、分離の最たるところかもしれません。

 

ちなみに、ポイ捨てする人ってどこでもポイ捨てしていると思いますか?

 

僕はどこでもポイ捨てしているわけではないと思います。

きっと、ポイ捨てするかしないかの<境界>があるんじゃないかと…。

ここが一番の大事なところなんですが、その人がどこで<境界>、つまり分離を作っているか。

 

境界を見つける

例えば、ゴミが散乱するパターンをいくつか上げてみます。

  1. 自分の部屋がゴミ屋敷
  2. 自分以外の部屋が散らかっている
  3. 自分たちの家の周りが散らかっている
  4. 自分たちの区域の周りが散らかっている

 

それぞれの<境界>がどこにあるかというと…

  1. <自分の物理的身体>とそれ以外
  2. <自分の部屋>とそれ以外
  3. <自分たちの家>とそれ以外
  4. <自分たちの区域>とそれ以外

 

こんな感じで、境界がどんどん拡がっていってると思います。

ここが興味深いところなんですが、どんどん分離が減って統合していくと、<自分:私>という態度から<自分たち:私たち>という態度へ変化していくところです。

ゴミをポイ捨てする人って、<私>と<その場所>が完全に分離しているんだろうなと。

 

家族にや優しいけど、他人には冷たい…というのも、<私の家族>と<他人>が分離している状態です。

もちろん、物理的には分離しているんですけどね。

<同じ人間>という風に含まれていないのかもしれません。

 

でも、もし、これが意識の中で分離していなかったら?統合されていったら?

この観点で見ていくと、いろいろな問題の解決の糸口が見つかる気がします。

 

分離が減って統合していく先に待っているもの

 

私たちの自然 / 私たちの地球 / 私たちの未来

 

この<私たち>という概念が…

1つの家族をこえて、1つの県を超えて、1つの国を超えて、1つの惑星を超えたら…

地球60億人全員が<私たちの地球>という観点を持てたら…

 

資源を奪い合ったり、自分の利益ばかりを計算したり、平気で相手を傷つけたり。

そんなことが減っていくように感じます。

少なくとも僕は2009年にアバターを受講、その後もツールを使って自分の中の分離を統合すればするほど、人とオープンに繋がれるようになって、人に優しくできるようになったと感じます。

 

批判するだけでは変わらない

そして最近、そんな<私たち>という範囲が統合されて広くなったのか、道路に散乱しているゴミが無性に気になり出しました。

<あの道路>から<私たちの道路>という感じに。部屋の神聖化とも関係があるのかもしれません。

今までだったら「いったい誰がゴミを散らかしたんだ!」と正しさを振りかざして、「俺はゴミなんてポイ捨てしないのに、ほんと困るわ~」と言っていました。

 

残念ながら、正しさを振りかざしてみても、現実は変わりません…。

むしろ、不寛容さが分離を創りだし、争いや対立へと繋がります。

地球環境や平和問題について話し合うだけでも、特に現実は変わらりません…。

 

一人一人が行動して実践しなければ!

 

 

ゴミ拾いへ行こう

というわけで、2日前にゴミを拾いに行こうと決めました。

今までも、イベントで大勢と新宿駅周辺、代々木公園の周り、福岡のシーサイドももち浜を掃除したこともあります。

しかし、今回は1人なうえに、家の近所。今までと勝手がだいぶ違います。

 

  • これって偽善じゃないのかな?
  • 近所の人が見たらどう思うだろう?
  • ゴミ拾う前に家の倉庫を掃除したほうが良いんじゃないか?

 

そんな心の声がどこからともなく聞こえてきたました。

なんでもそうだと思うんですけど、本当のところはやってみないとわからないですよね。

 

というわけで、今日の夕方、思い切って決行しました!!943796_1064841650228619_6260395579140219691_n

 

拾ったペットボトルはきちんとラベルが剥がされいたので、やっぱりゴミ収集車が落としていったのかなぁという気もしました。

集荷

ちょっと慣れないことをやって少し疲れたんですが、明日以降に綺麗になった道を車で通るのを想像すると…ちょっと嬉しくてニヤニヤしちゃいます♪

 

まとめ

僕たちの意識の中から分離がどんどん減っていくと、ゴミのポイ捨ても減ったり、地球環境も良くなったり、<私たちの地球>になって、世界が平和になるなぁと実感した1日でした。

もし、世の中をより良くしたいと思ったら、まずは自分自身に取り組んでみてください。

誰かを批判したり社会を変えようと躍起になるよりも、自分の無知や不寛容さを統合するほうが優しくて確実だと僕は確信しています。

 

ダライ・ラマさんのこの言葉も大好きです。

他人の何千もの欠点に目をつけるより、
自分の唯一の欠点に気付くほうがよほど役に立ちます。

自分の欠点なら、わたしたちは
自信をもって修正できる立場にあるからです。

人に幸せになってもらいたいと思うなら、
思いやりを学びなさい。

自分が幸せになりたいと思うなら、
思いやりを学びなさい。

思いやりがあれば、
人生に起こる苦しみや問題は自分で解決できる。

怒り、いさかい、嫉妬、
激しい競争によって友情は生まれるでしょうか。

友をつくる最良の方法とは、
非常に思いやりのある人間になることです。

親愛の情だけが、真の親友をもたらします。
ダライ・ラマ14世

 

アバターは、そんな自分の無知や不寛容さを統合するための最適な道具です☆

自分を責めたり罰を与えること無く、その人の誠実さのレベルで向き合えます。

そして、分離を統合していくことで、優しく賢くなっていきます。

アバターとは?

意図的に生きることについての数々の洞察
アバター・タイムズ

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