本を読んだら、人生って変わると思いますか?
[toc]「金持ち父さん」と出会う
僕が最初に自分の意志で買った活字の本は、「金持ち父さん貧乏父さん」でした。
今から9年ほど前の23歳の5月頃、mixiでネットサーフィンしていると偶然みかけて。
「なになに、金持ち父さん貧乏父さん?面白そうじゃないか」
僕は小さい頃からお金に興味があって、無性に惹かれるタイトルでした。
さっそく近くの書店に買いに行きました。
むさぼり食う用に読んだのを覚えています。
「こんな考え方があるのか!なんて面白いんだ!!」
シリーズ10冊以上は買ったかな?
イベント大成功
当時、大学行ってサラリーマンになる道しか知らなかった僕には目からウロコでした。
そして、キャッシュフローゲームをヤフオクで6,000円ほどで即購入(笑)
人生ゲームのようなもので、お金についての知識や理解を楽しく学べるものです。
一人じゃつまらないので、弟と2人はじめたんですが、オモシロすぎて大学の友人とやったりもしました。
そんな中、mixiで自己啓発セミナー系MLMの人と出会いました。
ここからはよくある流れです。
どこどこで無料セミナーあるからいってみなよ、恐る恐るいく。
結構、楽しい。大学には居ない価値観を共有できる人たちの出会いは新鮮でした。
そんな仲間たちとキャッシュフローゲームをすることに。
そこで知り合った同級生と意気投合!
彼既に働いていて僕は大学院生2年のときでした。
彼の会社の一室を借りて、mixiでイベントを立ち上げ、タイムスケジュールや資料を作成しました。
きちんと参加費を頂いて、キャッシュフローゲームのやり方を教える、シェア会等。
毎回のアンケートを元に改善したり、初めて自分でビジネスっぽいことをしました。
塾講師や家庭教師をやっていたので、教えることは苦ではなかったです。
ただし、ほぼ全員年上だったのが最初は緊張したり^^;
自分たちで企画したり考えるのは、楽しくて楽しくて仕方がない!!
卒論そっちのけで11月~3月まで週1ペースでやって、のべ70人ほど参加してくれました。
静岡に就職した後も3ヶ月ほど続け、のべ100人を達成、清水のラジオにでる機会もありました。
そこからプロフィールにあるような紆余曲折を経て、今に至るわけです。
本を読んでも人生変わる
あれ・・・?
「本を読んだって人生は変わらないですよ」って、けっこう変わってるやん!!
そうです、そうなんです!!
本を読んだら人生変わる・・・こともあります。
変わる人もいるし変わらない人もいるはずです。
どれだけ自分に変化を許せるかにも関係していると思いますが。
陥りやすい罠
ただし!!
本を読んでも変わらないことがあります。
そして、もっとも陥りやすい罠です。
僕も何度も陥りました。
それは・・・
本を読んだだけで…
できた気になる!
分かった気になる!
つまり
技能が伴わない!!
本を読んで、できた気になったこと、ないですか?
僕はありまくりです(笑)
残念ながら技能だけは、本を読むだけじゃ上がりません。
インスピレーションや気づきはあると思います。
「なるほど!そういうことか!!わかった!!!」
脳内麻薬物質がでまくりかもしれません。
それで??
最近、”意識高い系”って言葉が流行っているじゃないですか?
それって、分かった気になっているだけで行動が伴っていない。
そんな人を指す言葉なのかなぁって感じています。
※本当のところは解りません。
僕自身、自己啓発書やビジネス書、ハウトゥを読んだだけで、できた気になってました。
今思うと、とんでもなく恥ずかしいことなんですが…。
正直、本を読んだって変わりません。
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実践しなければ!!
学びには2つある
料理の本を読んだからといって、料理はうまくなりません。
実際に料理を作る経験(成功や失敗)を通して学んでいきます。
実践することで知識が智慧に昇華されていきます。
美味しい料理が作れるようになり、腕が上がっていきます。
僕は自己啓発本のたぐいを読みまくって頭でっかちになった2008年、自動車関係のエンジニアに就きました。
「中国に植林をしたいです!燃費を向上させて地球環境に貢献します!!」
そんな美辞麗句を新入社員研修で発表してHPに載りました。
まさしく、意識高い系ですよね(笑)
そんな僕は、全く仕事ができませんでした!!!!!
コンナハズジャナイ
タクサンホンヲヨンダ
リカイモシタ
カミニモカイタ
そう、僕には実践が伴っていなかったんです。
経験を通した生きた学びをする代わりに、知的学びで満足していました。
だから、技能が全く伸びていない → 仕事で使い物にならない。
最初は、この現実を受け入れることが出来なかったです。
「俺の力はこんなもんじゃない…何かの間違いだ!!」と。
まぁ、初めての仕事だから、出来なくて当然というのもあったんですが。
自尊心というか変なプライドがそれを邪魔していました。
できない自分をきちんと受け止めて、自分の技能を伸ばす必要性と伸ばす方法を知ったのは、アバターコースを受講してからの話。
アバターでやれること
本に限らず、世の中にはセミナー、カウンセリング、セッション、たくさんあると思います。
深遠な気づき、参加者との楽しい繋がり、非日常の空間。
自分は変わったんだ!という気持ちになるかもしれません。
もちろん、変わったんだと思います。
ただし、「変わったと思ったのに、変わってない!」と後から感じる時は、こういったことが起こっているのかもしれません。
僕自身、アバターコースを受講する前、アバターやったら神になれると思っていました。
なんでも自由自在に創り出せる存在、アバターになるんだと!!
ある側面ではそうでした。
自分の持ちたくない身体の感覚や制限を消したり、創りたい現実や感情を創りだしたり。
※詳しくはリビングデリバレイトリーの17章を参照
自己の宇宙を管理する具体的な道具とそのやり方を修得していました。
ただ、この技能という側面では少し違いました。
技能には、練習と努力が必要で時間がかかる場合もあったり。
だから、アバターコースを1回受講したら終わり…ということにはなりません。
少なくとも僕はそう思います。
もちろん、9日間のアバターコースは並外れた経験です。
技能に関しては、日常生活の中でアバターを意図的に使うことで、様々な技能が向上していきます!
個人的安定感が増していき、社会生活が円満になったり。
僕の場合は・・・
- 料理が上手になった
- 整理整頓がうまくなった
- 家族とより繋がれるようになった
- スケジュール管理が上達した
- コミュニケーション力が上達した
- 自分にあった成功プログラムを作れるようになった
- 自分自身に正直になれ、気持よく人生を生きれるようになった
- 何が上手くいって何が上手くいかないか見極めれるようになった
- 目標設定が上手になった
- 感受性が高まり直観力が向上した
- 女性や子どもに優しくできるようになった
- 自分の不誠実を直視することができるようになった
まだまだ、ありますがこれくらいに。
アバターでは、不可能だと思っていたことが可能になっていくなんて、よく目にする光景です。
技能を伸ばすたった1つの方法
最後になりますが、ここまで長々と僕の経験を交えて書いたんですが、ある本の1ページに凝縮されています。
あらためて、教材の奥深さを感じずにはいられません。
レッスン57 実践
技能が決して熟達しない人たちの理由は、何かのやり方を知るだけで充分だと思っているからです。技能は知ることに加えて実践した結果なのです。あなたが賢明なことを実践していれば(例えばこころをコントロールすることを学ぶ)自分の人生を向上させるだけではなく、さらに他人の人生も向上させます。あなたが実践することが世界全体を向上させるというのは素敵なことではありませんか?
スピリチュアルな実践とは、こころの平和をもたらすような行動に熟達することです。多くの人がそれがどんな行動かを知っています:リラックスする、意図的に考える、多様な視点の観点、充実感、陽気な性格、善意、与える等のことですが、これらの行動を実践して技能として身につけている人はごくわずかです。
ー中略ー
もしスピリチュアルな実践が、あまりに時間がかかりすぎるとか、あまりに難しすぎると思えるようなら、それは自分の毎日の生活からそれを切り離しているからです。人生こそが、実践なのです。
何を学んだか?ではなくて、どれだけ実践できているか?
本を知識を詰め込むより、目の前の人に優しくありたい。
そうなれるよう、意図的に生きることを僕も探求中です。
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