あぁ~、そういうことだったのか!!
そんな心地良い経験をしたことはないですか?
僕自身の印象深い気付きは、バンド:ケツメイシの由来は中国の生薬の名前だったことです。
あとは、今回のテーマにもなっているお風呂掃除。
今回の記事を書こうと思ったのは、風呂場の汚れに”気づいて”しまったからでした…。
[toc]気づきとは
言葉にすると難しいですが、「あぁ~、そういうことだったのか!!」という感覚です。
未知だったものが明らかになったり、分からない問題が解けたり、以前よりも広い物の見方ができている状態です。
別の言い方をすると、”気が利く”という存在状態です。
お友達や職場に気配りができる人はいませんか?
気配りは、気づいていないとできません。
どこに何が必要で誰が何をしているか。
特に仕事では気が利く人は重宝されるように感じます。
気づきのメリット
気づきにはいくつかメリットがあります。
- 自分の行動や習慣を変えるチャンスがある
- 物事の流れや人の動きが読めて少ない努力で成果を出せる
- 目の前の出来事に反応したり動揺する事が減る
- <いま、ここ>にいれる時間が長くなる
1について。
癖について考察すると分かりやすいと思います。
癖はどうして癖と呼ばれるんでしょうか?
それは自分で気づかない間にやってしまっているからです。
例えば、貧乏ゆすりをする人がいるとします。
仕事をしていて地震か!?と思ったら、隣の人が貧乏ゆすりをしていたり…。
本人は無意識にやっているので、当然、気づきません。
しかし、ここで本人がハッとして、自分が貧乏ゆすりをしていることに気づいたら?
「ま、別にいいか」と思えばそれまでですが、「よし、やめよう!」と決めればその瞬間止みます。
仮にしばらく貧乏ゆすりが続いたとしても、自分で気づいて止めれるようになります。
2について。
都心部の駅でよく気づきを使っています。
「時間がない!」という自分の焦りや不安にフォーカスする代わりに、一歩下がって周りを観察します。
人の歩くスピード、向かう方向、肩幅や荷物等を直観的に判断して、誰ともぶつかること無くスムーズに進むことができます。
「そこどけ!そこどけ!」で他人との衝突も省みず、目的の改札目指して真っ直ぐに進んでいたこともあります。
目的の改札には着くには着くんですが、あんまりいい気持ちはしなかったです。
3について。
反応したり混乱したりすること、ありますよね。
そういう時って視点が一つに固定してしまってます。
「やばい!どうしよう!」
頭が真っ白になって何を考えて良いのか分からなくなります。
そんな時に少し下がって物事を観ることができたり、複数の視点を持つことができたら…。
物事に圧倒される代わりに、自分が今できることを見つけて対応できるようになります。
4について。
庭で見つた春の訪問者。
気づきがないと目の前にある美しいものも見逃すかも…
気づきのデメリット
気づきには色々メリットがありましたが、見方を変えるとデメリットもあります。
- 気づきたくない事にも気づいてしまう
- もう後戻りはできない
- 共有できる人がいないと寂しい
1について。
両親と一緒に暮らしたり、パートナーと同棲/結婚した人ならわかると思います。
それは自分と相手の価値観の違い。
ここでは「どこまでだったら部屋が散らかっても大丈夫か」のボーダーラインとしましょう。
一人は良くてももう一人が耐えれない場合、喧嘩になるかもう一人が勝手に片付け始めます。
今回僕は、お風呂のガラスと天井と浴槽の蓋の汚れに気づいてしまいました…。
「汚い、掃除したい」
他の家族は大丈夫でも、僕にとってはボーダーラインを超えていました。
するともう、掃除をするしかありません。おそらく、僕が掃除を1番していると思います(笑)
精神的な面でいうと、自分の意図や相手の意図に気づいていしまいます。
自分の利益や相手を利用するために自分は行動しようとしている。とやってて気づきます。
知らずにやってしまったことは仕方ないですが、知っててやったことはちょっと違います。
無意識に罪悪感を感じたり、自尊心が低下したりします。
昔は平気でやれていたことが、今ではできなくなりました。
※エゴという視点から見ればデメリットですが、それを被る人からすればメリットです。
2について。
マトリックスの映画を3回以上観た人ならわかると思います。
モーフィアスたちを裏切って、もう一度マトリックスに繋いでくれといったサイファー。
彼はマトリックスという仮想世界から、絶望的なまでの現実世界を突きつけられます。
まずい食事に小汚い服、エージェントから命を追われる過酷な日々。
こんなことなら、マトリックスに繋がれたまま、何気ない日常を暮らすほうが良かったと…。
気づきの範囲を広げていくと…自ずと分かっています。
この世界では飢餓や貧困や紛争が絶え間なく起きていて、多くの子どもたちが死んでる。
自分は毎日、なんとなく生きているが、明日生きたくても生きれない人たちが大勢いること。
毎日、こんなことを1時間おきに誰かに言われたら…。
3について。
アバターをやっていて良いなと思うのが、共通のゴールで繋がった友人たちと経験や気づきを分かち合えることです。
昔からの友人や職場の同僚に自己啓発の本の話やスピリチュアルの話をしたことはありますか?
「意識高い系かよ!」「占いとか天使とかハマってるの?」と言われるかもしれません。
自分が「これはすごいことだ!!」と思ったことを共有できないのは寂しいことです。
きっと同じように感じている人はたくさんいると思います。
まとめ
アバターの練習には”気づき”を高める効果があります。
「あぁ~、そうだったのか!!」という気づきの連続は本当に心地良いものです。
学校教育や会社では「こうしなさい、ああしなさい」ばかりだったので…。
世の中には色々なツールや手法があります。
自分で探求したり発見したり気づくのが好きで、一緒に分かち合える仲間も欲しいなら…。