前回のあらすじ
運命のパートナーと出会い結婚を前提として遠距離恋愛(日本とタイ)が2018年9月からスタート
10月の誕生日にあわせて、彼女が佐賀まで数日間休みをとって会いに来てくれることになりました。
タイ→羽田空港と仕事を終えて、羽田→福岡空港ときて5日ほどの滞在予定が・・・。
稀にみる飛行機の機材トラブルで延期に延期、また延期。
付き合って初めての休暇5日間の滞在の予定が、なんと18時間ほどに激減してしまいました。
できるだけ一緒に入れるように予約していたホテルをキャンセル、福岡空港近くのホテルを探して無事予約。
部屋には百合の花もプレゼントで置いて、空港までお出迎え!
花束も喜んでもらったあとは、その後は近くの美味しいとんこつラーメンを食べました。
注文した直後に偶然、停電に見舞われて、付き合って初めての休暇はトラブル続きで幕を下ろすことに。
しかし、トラブルはこれだけでは終わらず・・・。
11月に神戸のご両親のもとへご挨拶にいくことを決めて、彼女の関空フライトに合わせて大阪へ行きました。
関空で待ち合わせをしていると、またまた機材トラブルで到着が遅れると機内Wi-Fiを使ってLINEで連絡が・・・。
『だいぶ遅れて到着するから、先に実家に行って待っててほしい』
「先に実家って・・・俺、一人でいけってこと・・・?」
ご両親たちを待たせるわけにも行かないので、単独で会ったことも話したこともないご両親たちのもとへ・・・。
実家の最寄り駅まであまりに早く付きすぎたので、彼女が時間内にくることに賭けて待つことにしました。
どうせ待つならということで、近くの海岸線をを散歩しました。
これ以上はという時間まで粘るものの、期待していた彼女からの連絡はなし。
仕方ないので電話をして義母さんに最寄り駅まで迎えにきてもらいました。
そして、実家へお邪魔しました。
「はじめまして。こんにちは、佐藤です。」
『・・・』
「(心の声)あれ・・・怖い顔して、挨拶も返してくれない・・・」
奥の部屋に通されて暫く待つと、お義父さん、お義母さん、そしてお義兄さんがやってきました。
初めて伺う実家に彼氏1人、相手方は3人。もちろん、彼女不在。ありえない状況(笑)
お土産をお渡しして、佐賀県の九州のことにぺちゃくちゃ。
お義母さんが話を振ってくれるもの、お義父さんは微動だにしない。
「やばいー!お義父さん、ピクリとも動かない!」
「これが俗に言う圧迫面接というやつか!?・・・ガクブル」
「あかん!このままじゃあかん!!やられてしまうー。」
そんな時、アバタープロフェッショナルコースで習得する技術を使って対応しました。
自分の恐れや不安といった<自意識>へ注意を向ける代わりに、相手に意図的に注意を向け直して繋がりました。
そうするとなんとか会話も少し弾み、そのまま食事会の場所へ車で移動することになりました。
タイミングよく彼女も関空に到着して、そのまま食事会の場所へ直行するとLINEが来て一安心。
ちょうど食事会の始めるタイミングで近くまできた彼女を迎えに行き、ようやくご両親と彼女と4人で話をすることができした。
ほどよくお酒も入り、彼女もそばにいることも会ってリラックスして初のご両親との対面は幕を閉じました。
月日は流れ、翌年の1月。2人の新居が見つからない問題にぶつかるのでした・・・(④へつづく)